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塾長ブログ vol.59【暗記の極意】

2022年04月09日更新

こんにちは。
前回まででネコのお話はいったん置いておいて、久し振りにまともな内容に戻します。


「せっかく苦労して覚えても、テスト本番までに忘れてしまう...。」というような声を子ども達からよく聞きます。
ということで今回は、〝暗記の極意〟についてのお話です。

「暗記の極意!?そんなんあるんかいな??」
と突っ込まれそうですが、誰も知らないような特殊な暗記方法をご紹介しようというわけではありません。

私の考える〝暗記の極意〟、それは「忘れることを前提に覚える(計画を立てる)」ということです。

具体例を挙げて見ていきましょう。
(あくまで例なので、内容は適当です。)

まず、テスト勉強をするにあたり、まだきちんと覚えられていない暗記事項をピックアップします。
そしてそれらを覚える計画を立てます。

月曜日:数学の「乗法公式の暗記(①)」とその問題演習
火曜日:理科の「体細胞分裂の流れの暗記(②)」とその問題演習
水曜日:英語の「Unit 1~2の新出英単語の暗記(③)」と英単語テスト(自作)
木曜日:国語の「品詞分類表の暗記(④)」と文法演習
金曜日:社会の「江戸時代の三大改革について暗記(⑤)」とその問題演習
...

こんな感じで何となく自分の学習計画を立てている人はそこそこ多いのではないでしょうか。

しかし、これだけで高得点を狙えるかというと、なかなか難しいのではないかと思います。
そこで、この計画に〝暗記の極意〟である「忘れることを前提に覚える(計画を立てる)」という要素を加えてみます。

月曜日:数学の「乗法公式の暗記(①)」とその問題演習
火曜日:理科の「体細胞分裂の流れの暗記(②)」とその問題演習
水曜日:英語の「Unit 1~2の新出英単語の暗記(③)」と英単語テスト(自作でOK)
木曜日:「①の暗記チェック」と国語の「品詞分類表の暗記(④)」と文法演習
金曜日:「②の暗記チェック」と社会の「江戸時代の三大改革について暗記(⑤)」とその問題演習
土曜日:「③の暗記チェック」と...
日曜日:「④の暗記チェック」と...
月曜日:「⑤の暗記チェック」と...


このように、「一生懸命覚えたことも、3日ぐらい経てば忘れている可能性が高い。」と考えて、予め学習計画の中に3日前に覚えたことの「暗記チェック(覚え直し)」を組み込んでしまうのです。

こうすることの効果は絶大です。
繰り返し使用した記憶ほど長く覚えておくことができるからです。
覚えてから一度だけしか使っていない記憶と、二度三度使った記憶とでは、記憶として留めておける期間に大きな差ができます。

計画の立て方、管理の仕方については、
■一覧表を作って机に貼っておく
■スマホのスケジュール帳に入力しておく
■手帳に書いておく

どれでも構いませんが、計画そのものを忘れてしまわないように工夫して管理することが大切です。
GWが明けたら、中間テストのテスト対策期間に入ります。〝暗記の極意〟ぜひ試してみて下さい。


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