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塾長ブログ vol.58【黒猫ロイの物語⑦「家族」】

2022年03月30日更新

こんにちは!
いつまでも続きそうな猫のお話...、今回でいったん最終回!?です。


■2015/10/30(金)夕方

私の自宅の近所に住んでいる女子高校生が子ネコを抱いて訪ねてきました。

その子の話によると、私の車の下に子ネコがいたので、ウチのネコではないかと捕まえてくれたとのことでした。ウチのネコではない旨を伝えると、とても困った様子でした。
近所のネコ好きのおじさんも加わって、周囲に聞き込みをしたらしいのですが、飼い主が見つからないようで...。


むむぅ...。

そりゃもう仕方がない...、2匹も3匹も同じようなものなので、ウチで引き取ることにしました。

ノラネコではなく迷いネコである(飼い主がいる)可能性もあるので、まずはポスターを作って飼い主探しです。
カイ②.jpg

ポスターを近所に何枚か貼った数日後、ポスターを見たある方が電話をくれました。
その方のお話によると、この子ネコはノラネコで、飼い主はいないとのこと。
兄弟と思われる子ネコと2匹でいるところを何度も見かけたとのことでした。

情報を頂いたことにお礼を述べ、この子もウチの子になることが決まってしまいました。

名前は...、「カイ」に決めました。


これでウチのネコは「メイ」・「ロイ」・「カイ」の3匹になりました。
全ては成り行きなので仕方ありません。見捨てる選択肢は初めから無いのですから...。

「ところでカイちゃん、目撃情報のあった兄弟ネコはどこにいったの?」
カイ③.jpgのサムネール画像

これから寒くなる季節です。まとめて面倒みてあげようと探し歩いたのですが、残念ながら見つけられませんでした。


■2015/12/1(火)
この日は、ロイの二度目の手術でした。
膀胱にできている結石が、最大直径16㎜まで大きくなってしまったため、やむを得ず手術で取り除くことになりました。いつもロイばかりこんな目に遭って可哀想にと思います...。
手術代のことは気にせずに、万全の態勢で治療して頂きました。

名医N先生のおかげで、ピーナッツをコンペイトウにしたような大きさ・形の結石を取り出すことに成功しました。
結石の正体は、ストルバイトと呼ばれる、リン酸マグネシウムアンモニウム六水和物(化学の授業みたいになってしまいます...)でした。この結石自体が病原性細菌の温床になって、いつまでも膀胱炎が治らない元凶となっていました。今後、結石ができないようにpHコントロールの療法食を主食とすることになりました。

「たまにはチュールもあげるから...」とロイには納得してもらいました。


その後、ロイはさらに大きく育ち、キャットタワーから落下して肋骨を骨折したり...、軽めの膀胱炎を繰り返したり...、困ったことは時々起こりましたが、その都度、N先生のお世話になって何とか元気に過ごしています。無事に大きくなりました。
(現在も毎日2回の膀胱洗浄は欠かせませんが...。)
ロイ⑬.jpg


そして月日は流れ、

■2020/7/11(土)
5月頃に、妻の実家の敷地内でノラネコちゃんが4匹の子どもを産んで育てていましたが、行動が活発になってきて事故に遭わないか心配だったので、親ネコもろとも捕獲して保護しました。

はい...、ということで、一気に5匹増えました...。
(自宅を新築し、こんなこともあろうかとキャットルームを完備していましたが...、一気に5匹も増える想定はしていなかったので、わずか新築1年4カ月ほどで壁を壊してネコのためだけにサンテラスを増設しました...。)

母ネコを「カカ」と名付け、4匹の子ども達は、「ケイ」「アイ」「マイ」「ミイ」と名付けました。

いったん全員病院でケアです。各種検査の結果、回虫がいたり、細かな問題はありましたが、片っ端からケアしてもらい、感染症のワクチン接種も全員に行い...。数か月の隔離期間のあと、無事にキャットルームのメンバーに加わりました。
カカの子ども達.jpg

特に変化が大きかったのは、母ネコのカカです。
Before
カカbefore.jpg


このように荒んだ目で、とてもとても凶暴で手が付けられませんでしたが...、

After
カカafter.jpg


1年後、まるで別人のようにモフモフ天使なネコに大変身しました。
やっぱり環境って大事ですね。


■2020/7/14(火)
時系列を戻して、カカ一家5匹を保護した直後。
知人から、野良子ネコを7匹保護したという話を聞いてしまい...、仕方ないので見に行ったところ、そのうちの2匹が結膜炎による目ヤニで目が開けられないほどの状態でした。
黒ちゃんズ.jpg
里親を探すにせよ、病気の子たちは圧倒的に不利ですし、そもそも早く治療してあげないと失明しかねない...ということで、症状が重い黒ネコちゃん2匹を僕が引き取って、すぐにいつものN先生のところに連れて行きました。

1日数回、抱っこして目薬をさして、よく浸透するようにまぶたをパチパチしてお世話したところ、数日でキレイな澄んだ瞳に戻りました。
クロ姉妹.JPG

この黒ネコちゃんのうち1匹を僕の幼馴染に引き取ってもらえることになり、

もともとの3匹(メイ・ロイ・カイ)+カカ一家5匹(カカ・ケイ・アイ・マイ・ミイ)+黒子ネコ2匹-黒子ネコ1匹=9匹

がウチの子になりました。最後の黒子ネコは、クウと名付けました。


ということで、今は9匹のネコたちと楽しく暮らしているのでした。
メイ姫.jpg
ロイ15.jpg
カイイツ.jpg
ロイとカイ.JPG

これでいったんネコの話を終える予定だったのですが...、


■2022/2/26(土)
負傷しているノラネコをまたもや捕獲してしまいました...。


この話(新たな物語)を続けるかどうか迷っています。
そろそろ勉強の話に戻した方が良いような...(笑)


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