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塾長ブログ vol.51 【+1(プラスワン)の努力】
みなさん、こんにちは。
こんなに毎月塾長ブログを更新できているのは一体何年振りかと言うぐらい続いています(笑)
さて今日は、努力のコツというか、他の人たちよりも一歩前に出るための考え方をご紹介します。
前回のブログで、私は子供の頃に決めた「自分ルール」を今も守って生きているというお話をしました。今日のお話も、この「自分ルール」に関係する内容です。名付けて「+1(プラスワン)の努力」です。何かしらの「自分ルール」を決めた時、ルールで決めた内容にもう1区切り上乗せしてルールを遂行するという考え方です。
たとえば、
■「毎日5ページずつ「新研究」を解く。」
と決めた場合は、「+1の努力」を適用して、実際は、
□「毎日6ページずつ「新研究」を解く。」
というように、自分で決めたルールを1段階厳しくするのです。
この「+1の努力」は何も勉強にだけ止まる話ではありません。
■「毎日100回ずつ腕立て伏せ&腹筋をする。」
というのを、
□「毎日110回ずつ腕立て伏せ&腹筋をする。」
とか、
■「毎日2kmずつ走る。」
というのを、
□「毎日2kmずつ走って、100mダッシュを1回する。」
とか、
何にでも付加可能です。
私は、実のところ子どもの頃から運動が苦手です。
だからこそ、「+1の努力」の積み重ねが必要でした。
逆上がりも、跳び箱も、倒立も...、ずいぶん苦労しました...。
今年の1月から数年ぶりにジム通いを再開して、プールで泳ぎ始めたのですが、1月の時点では、足をつかずに泳げるのはクロールで50mがやっとでした。
しかも50m泳いだ後は、息が切れてしばらく動けないあり様でした。
でも、
■「合計で1500m、週に2回以上泳ぐ。」
と決めた「自分ルール」に「+1の努力」を加えて、
□「合計で1600m、週に2回以上泳ぐ。」
これを9ヶ月間続けた結果、(クイックターンはできませんが、)信じられないことに今では調子が良い時なら1度も立たずに35~40分ほどで1600mを泳ぎ切れるようになりました。運動音痴の私でも...、40歳を越えている私でも...、こんなに泳げるようになったわけですから、いかにこの「自分ルール」と「+1の努力」のコンボの効果が大きいかお分かり頂けると思います。
いつ何m泳いだかは、ずっと自分で記録を付けています。この9ヶ月間で、106回泳ぎました。
ということは、「+1の努力」で上乗せされた距離は、実に100m×106回=10,600mにもなります。
実際には、1,600mどころか、2,000m以上泳いだ日もたくさんあるので、上乗せされた距離はもっとあります。
(こうやって自分の記録をきちんと付けておくこともモチベーション維持の観点から重要です。)
このように「プラスワン」の努力を続けていくと、1回1回の負荷は大したことがなくても、一定期間経てば、他の人たちとの明確な差として目に見えるようになっていきます。
勉強でも、スポーツでも、仕事でも、あらゆる分野で効果を発揮する「+1の努力」、ぜひ皆さんも試してみて下さい。