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塾長ブログ vol.50 【どんな大人になりたいですか?】

2021年09月18日更新

皆さんこんにちは。塾長の粟津です。

自分で言うのもなんですが、かなり珍しいことに4か月連続でブログをUPできました。
執筆のモチベーションが上がったのは...、実は、愛読者が複数名おられることが分かったからです(笑)
ちゃんと更新しないと、ちょいちょいチェックして読んで下さっている方々に申し訳ないですもんね。


さて、今日のお話は、「みなさんはどんな大人になりたいですか?」というお話です。

ちょっとだけ僕の昔話をさせて下さい。

僕が幼稚園児だった頃...、(相手に迷惑を掛けるといけないので詳細は伏せますが...)世界屈指の小児外科医だと言われていたドクターに出会いました。

その刺激たるや強烈で、ほんのわずかな会話だったと思いますが、ガキだった僕の体に電流が流れたような衝撃的な感銘を受けました。

「ああいう男に自分もなりたい...。いつかなれるかな...。カッコイイヒーローみたいな大人に。」

当時の僕は(ガラにもなく?)、正義の味方に憧れていました。
弱い者の味方で、強さと賢さと優しさを兼ね備え、ユーモアの精神に溢れ、損得勘定抜きで行動できる大人...、そんな男になりたいと(ガキンチョなりに)思っていました。

そのドクターは、当時の僕が憧れていた大人の在り方そのものでした。
(いわゆるイケメンとは程遠いですが(笑)、)後に移植免疫医学の世界的権威と呼ばれることになる凄腕の大先生で、僕にはとてもとてもカッコよく見えたのでした。

それ以来、僕は一生懸命考えました。
どうすれば、あんなスゴイ大人に近づけるのか...。
ただ単に時間が経って大人になるだけでは、あんなスゴイ男になれるわけがないということは、ガキンチョにも分かりました。

そのドクターが載っている記事を切り抜いて集めたり...、テレビで紹介されることがあれば録画して何度も見たり...、ある大手術前の記者会見も録画して手に汗握りながら応援したり...、そうしながら一生懸命考えました。

そして小学生になった頃、僕は3つの自分ルールを決めました。
大げさな言い方ですが、カッコいい大人になるために死んでも守ろうと誓った僕の中の鉄の掟です。
(でもガキンチョなので内容も理由も幼稚です。)

■人前で泣かない。
→泣くのは全面降伏を認めることになる。
向上心ある男子が簡単に誰かに憐れみを乞うような涙を見せてはいけない。

■自分のためのウソはつかない。
→誰かを守るためのウソは良いけど、自己保身のウソはカッコ悪い。

■弱い者イジメはしない。
困っている者(人間でもその他の生き物でも)を絶対に見捨てない。
→自分がいかなる不利益を被ることになっても、見て見ぬふりは絶対にしない。


この自分ルールは、今でもほとんど破らずに生きてきました。
どんな事情があれど、ガキだった頃の自分がガッカリするような大人に成り下がるわけにはいかんのです(笑)

その後、自分ルールはこの3つを柱としつつ、いくつか追加されていきました。
そこそこ大人になってから増やしたルールもあります。

□友達(仲間)を大切にすること。
□約束は必ず守ること。
□体をそこそこ鍛えておくこと。
□できるだけ怒らないこと。   ←唯一、あまり守れていないルールです。笑


こんな感じです。

とんでもないスーパードクターに憧れてしまったので、勉強も頑張らないといけませんでした。
ピアノ、そろばん、英会話、絵、ボーイスカウト、公文式...、そして塾...。
たくさんの習い事をさせてもらいました。

それなりに努力を積んだつもりでしたが、あこがれのドクターにはなれませんでした。

でも、
(アルバイトで始めたころから合わせると)塾の先生になって今年で21年目、自分ルールは最後の項目以外はしっかり守って生きてきました。

ガキの頃の自分が今の自分を見たら、ちゃんと「なりたい大人」になれているのかどうか、どう評価するのかな~と時々思います。


ちょっとだけと言いながら、そこそこ長々と自分の話をしてしまいました。

みなさんは、どんな大人になりたいですか?

お金持ちになりたい、賢くなりたい、○○の職業に就きたい、
本当になんでも良いと思います。

大人になった自分をイメージしてみて、ニヤっとできればそれでバッチリです。

あとは、そのニヤっとできる未来が実現するように、必要な努力を積んでいけば良いのです。
みなさんがニヤっとできる将来の話、また聞かせて下さい。


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