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塾長ブログ vol.20【内申点の上げ方】

2016年11月29日更新

こんにちは。塾長の粟津です。

今回で記念すべき20回目を迎えました。私のブログを読んで下さる方なんていないのではないかと思いながらも、書き続けること20回。「ブログ読みましたよ」とお声掛け頂くこともあったおかげで続けることができています。


さて今回は、かなり実用的なお話をさせて頂きます。


「内申点の上げ方」について、

実はこの話題、これまで塾生・保護者様にしかお話してこなかったのですが、当塾の通塾圏外の方々のお役にも立ちたいという思いから、ブログに書くことにしました。

(念のため、、、内申点とは、通知表の評点のことです。)


内申点の上げ方について本題に入る前に、昔と今の評価方式の違いについてご説明する必要があります。


内申点の評価方法には、「相対評価」と「絶対評価」という2種類の方法が存在します。
中学校の内申点は、2001年以前は「相対評価」、2002年以降は「絶対評価」によって付けられています。


つまり、保護者様方の世代が中学生だった頃と今の子供たち(中学生)とでは、評価方式が異なるということです。


それぞれの評価方式の特徴は次の通りです。


■相対評価

「上位〇%の子は〝5〟、次の△%の子が〝4〟」というように、母集団(クラス)における自分の位置によって、評価点が決まる。先生の主観によって評価点が左右されにくい。例えば、「オール3」であれば、「偏差値は50ぐらい」という風に客観的に生徒の立ち位置が分かる。本人に意欲や向上心があっても、テストの得点が低ければ、内申点は上がりにくい。


■絶対評価

周囲の子どもと比べてどうかという点よりも、その子自身がどれだけ意欲的に学習に臨めたのかという点を重視して評点を決める。先生の主観が入りやすく、中学校や各先生の方針・考え方によって評点が変わる。そのため、「オール3」であっても「偏差値は50より低い」など、母集団における自分の立ち位置は分かりにくい。テストの得点を上げる以外にも、発表や質問など、積極的に授業に臨むことによって内申点を上げることが可能。


このように、昔と今とでは異なる方式で内申点の評価がされているのです。


そして、ここからが本題です。

現在の「絶対評価」で内申点を上げるためには、どうすれば良いのかについてご説明します。


結論から申し上げますと、内申点は次の3つのポイントによって付けられています。


① 定期テスト(中間・期末)の得点

② 授業態度

③ 提出物


実は、この3つのポイントは「相対評価」でも「絶対評価」でも同じです。

では何が違うのか。

最も大きく異なるのは、「②授業態度」についての評価の仕方です。


「相対評価」における授業態度は、「真面目に授業を受けていればOK」という考え方が主流でしたが、「絶対評価」における授業態度は、「積極的に授業に参加していたかどうか」という視点で見られます。


何をもって「積極的に授業に参加していたかどうか」を判断するのか。

それは、「発表」や「質問」の回数です。


授業参観に行かれる機会があれば、授業中の先生を観察してみて下さい。

ほとんどの先生は、教卓に出席簿を開いたままの状態で授業をし、生徒をあてるごとに出席簿にチェックを入れられていると思います。こうして授業への参加状況を記録し、学期末にテストの得点と合わせて評価されるのです。


このことを知っていると、「①定期テストの得点」に変化がなくても、内申点を各科目1点ずつ上げることが可能です。平均点ぐらいの得点でも、授業中にしっかり発表したり、分からないところを先生に質問しに行けば、「②授業態度」の評価が上がり、「オール4」の評価を付けてもらうことが可能です。


テストの得点を上げるのに必要な労力を考えれば、内申点の評価を上げるのはそんなに大変ではないのです。


ぜひ、学期ごとの発表&質問の回数を教科ごとに自分で記録し、意図的に「積極的に授業に参加」してみて下さい。こういう行動の積み重ねが、皆さんの第一志望校合格への近道になるのです。


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