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塾長ブログ vol.4【定期テストの勉強方法】

2015年06月01日更新

 こんにちは。塾長の粟津です。
まだ4ヶ月目ですが、時々、「塾長ブログ読みましたよ。」とお声掛け頂くようになりました。読みにくい文章をお読み頂いて有り難い限りです。


 さて、今日は、前回予告させて頂いていた「定期テストの勉強はどのようにすれば良いのか?」というテーマでお話します。今回は、数学以外の4科目のテスト勉強についてです。数学については別の機会に☆
(※勉強の方法には、子どもによって向き不向きがあります。あくまでここで私が述べる方法は、1教科の得点が80点未満の多くの子ども達に成果を望める方法ではありますが、全員に当てはまるわけではありませんので、該当しないと感じられましたら、ぜひ教室の方へ直接ご相談下さい。)


結論から言うと、
「学校のワーク(提出物)に手をつける前に、教科書を3回読んで下さい。」


そしてできることなら、
「学校のワーク(提出物)は、3回解き直して下さい。」


シンプルですが、以上です。数学以外の4科目については、この方法を実践すれば80点以上は必ず取れるようになります。それでは、もう少し詳しくご説明します。まずは、「教科書の3回読み」から。


 前回のブログで述べた通り、最初にすべき勉強は「インプット(理解&暗記)」です。そのために教科書を3回読んでもらうわけですが、ただ読めば良いということではありません。次のようにして読んで下さい。(目安は、テストの2週間前からです。)


■教科書読み1回目
教科書のテスト範囲のページを隅々まで漏れなく読んで下さい。周囲に迷惑にならない環境なら、声に出してゆっくり読むことをお勧めします。たとえ内容を知っていても、初めて見る本を読むのと同じように読むことがポイントです。


■教科書読み2回目
学校の授業で使っているノートを開き、ノートに色ペンで書いてある用語や線を引いてあるところ、その他、学校の先生が授業時に強調していたところを抽出し、教科書を読みながら対応する箇所に蛍光ペンで線を引いていきます。同時に、読めない漢字や英単語があれば、誰かに聞くか調べるかして読み仮名や発音を書き込みます。
そして、蛍光ペンでマークした内容を覚えます。意味を説明できるように、漢字で正しく書けるように、紙に書いたり声に出したりして覚えて下さい。(英単語なら、「読める」「書ける」「意味が分かる」状態にします。)


ここまではできるだけ一気にやって下さい。
そして、ここで休憩を取りましょう。(翌日に持ち越しても構いません。)


■教科書読み3回目
前工程で覚えた内容がきちんと頭に入っているか、頭の中で反復しながら教科書を読んでいきます。
このとき、忘れていると感じるところがあれば、もう一度覚え直します。

 ここまでの作業に、全テスト勉強時間の5~6割程度を費やしても構いません。暗記の作業は、慣れないうちはかなりの時間が掛かるものです。続けていくうちに自分なりの暗記方法が確立されていくので、少しずつ時間を短縮できるようになっていきます。「もう大切なところは全て覚えた!」と思えるまで自分に厳しく、集中して取り組みましょう。


そして、ようやくワークの演習に取りかかります。


■ワークの演習1回目
1回目は、ワークに書き込まずノートにやります。このノートは提出物ではありませんから、人に見せるためにやるのではなく、自分のためにやるものだと理解して下さい。
この時、一発で正答できた問題については、大丈夫だという認識でOKです。問題視すべきは、誤答した問題です。なぜ間違えたのか、絶対に検証すべきです。(自分に甘い人は、成績が伸びません。)


・可能性①:そもそも「教科書読み2回目」の時に、誤答した問題の内容をマークできていなかった。
→重要事項としてチェックできていなかったことを反省し、マークして覚える。


・可能性②:「教科書読み2回目」の時にマークして覚えたつもりだったのに、書けなかった。
→「教科書読み3回目」の最終チェックが甘かったことを反省し、もう一度他の色のペンで教科書に線を引く。(後で見た時に、ここを一度間違えたと分かる状態にしておく。)


・可能性③:ケアレスミスだった。計算ミス(式は合っているのに...)、スペルミス(分かってたのに...)、漢字ミス(見直せば気付けたのに...)、誤字脱字などなど。
しかし、こういうミスも決して侮ってはいけません。自分の性格や癖によって、そのミスが生じたことを認めて受け入れましょう。どうすれば防げたか、きちんと反省して同じミスを繰り返さないように自分を戒めて下さい。そうしないと、結局は同じようなミスをテスト本番でもしてしまうことになるのです。もう一度述べますが、ミスをしてしまう原因は、自分の性格や癖に起因している可能性が極めて高いです。


■ワークの演習2回目
1回目と同じことをもう一度やります。どうしても時間が足りなければ省いても構いませんが、やった方が高得点を望めることは間違いありません。


■ワークの演習3回目
3回目でようやく提出するワークに書き込んでいきます。ワークに書き込むということは、ワークを使い物にならない状態にすることだと認識しておいて下さい。ですから、「もう完璧!」と言えるようになってから書き込むのが正しいのです。
もうここまでやれば、初めの頃とは比べ物にならないぐらいのスピードで回答できるハズです。ほとんど間違えずにできることでしょう。それでも間違えたところは、猛省の上、厳重にチェックを入れておきましょう。


 以上です。当塾で、驚くような成績UPを遂げた生徒達は、いずれもこのような努力を成し遂げた子達です。
成績は魔法で上がるものではありません。これまでの〝生き方〟を変えるつもりで臨まなければ、劇的に成績が伸びることなどあり得ないのです。
気合いや根性だけで成績は伸びませんが、気合いや根性無しに成績が伸びることもありません。頑張れない大人になってしまう前に、思いっきり努力してみましょう!
こういう成功体験の積み重ねが、子ども達自身の未来を切り開いていく〝力〟になるのです。


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